陰の実力者になりたくて!
マンガの紹介も始めようかなと思います。
今ではマンガアプリで気軽に読めて良いですよね。
陰の実力者になりたくて!
タイトルから想像できてしまいますね。僕が紹介文を書く必要等ないくらいに明確です。この作品は陰の実力者になりたくて努力した青年に関する物語です。
良かったところ
絶妙な需要を満たしてくれている!
今まで多くの俺TUEEEE作品に触れてきましたが、一味違った切り口で描いているのがこの作品。
主人公が努力して強くなる作品、覚醒して強くなる作品、元から強すぎる無自覚無双系、いろんな作品がありますが、様々な要素を織り交ぜてこの作品ならではの俺TUEEEを感じました。
主人公がノリノリ
特に無自覚無双系は主人公が「あれ、俺何かやっちゃいました?」「俺の常識と違ったらしい」のような、あっさりとしたリアクションであることが多いです。
しかし、本作ではカッコつけてる自覚がある。主人公がノリノリです。
コメディタッチで強者の美学について話してくれるのも作品がわかりやすくなっている要因でしょう。
共感するところがある
そもそもこういった俺TUEEE系の読者は強さに憧れを持っているはずです。
実力者になりたい気持ちを持っている。加えてカッコつけたい気持ちを持っている。
カッコつけたいって気持ちがとてもわかりやすい!タイトルからすでに伝わってきますね。
ちゃんとカッコいい
ちゃんとカッコいいです。ダークヒーローとしてのポジションを感じます。
それと同時に世界観がまとまっていて破綻が無いです。
主人公よりあっちのほうが悪役だから主人公がダークヒーローとして成り立つという描き方の作品が多いと思っています。この作品はそもそも主人公がカッコつけたいだけの青年なので小悪党ですらないんですよね。
だからこそ主人公のダークヒーローとしての恰好がとてもスムーズに感じられます。
以上!陰の実力者になりたくて!の紹介でした。他にない個性を持ってる作品なので是非読んでみてください。それではまた!
竜とそばかすの姫
映画も良いものですね。
ネタバレには配慮していますが、触れてしまう可能性はあります。ご注意ください。
竜とそばかすの姫
きっかけ
今回は珍しく監督をきっかけとしています。細田守監督の作品には新しさと青春がうまく表現されていることが多いのでそこに期待しての視聴だと思います。
良かったところ
世界観と表現、その書き分け
現実世界と仮想世界の書き分けが素晴らしかったです。本作ではこの違いがすべての要素に関わってきます。
内向的な性格な主人公である鈴が現実世界では見せる機会のない努力・趣味を仮想世界で広く知られることになる事は、仮想世界を可能性の世界として描いていたように思います。
仮想世界「U」は人の可能性を引き出すという設定も良かったです。現実は小さなことの積み重ねで決して影響力が大きくはないけど、確かに人の内面に蓄積していてそれが目にわかりやすい形で仮想世界に現れるという表現がしっかりしていたと感じます。
勇気を振り絞る
現実世界では内向的だけど仮想世界であることをきっかけにして新しい普段とは異なる自分として一歩踏み出していく、SNS世代である我々には馴染み深いものだと感じました。とても共感できるし、それによって世界が広がりを見せる感覚が描写されているのは素晴らしかった。
逆に表面を取り繕ったアバターを脱ぎ捨てることは、これもまた勇気のいる行動であることがわかります。
勇気を振り絞る描写が共感性が高く、良く伝わってきました。
表情
登場人物の感情がダイレクトに伝わってくるのは表情の作画も良いからなんだろうと思いました。
背景の美しさ
一昔前の仮想世界とは違ったなと感じました。ただカラフルなだけでなく、古城も自然もある点は時代が変わったなと思いました。
アバターについても人の内面を反映する設定が絡むことにより、ただ選択肢から選んだだけの純粋なアバターより更にユニークなアバターに進化していて、新しい時代が描けていると感じました。
お勧めできる人
完成度の高い作品全般に言えることですが、どんな人が見ても楽しめる要素があります。しかし、強いて言えば、ご都合主義を望まない人は抵抗があるかもしれません。
美しい・新しい・勇気・青春・仮想世界、このあたりのワードにピンと来たらヒット間違いなしです。
Vivy -Fluorite Eye's Song-
今日はアニメVIVYの話をしようと思います。
配慮していますが、ネタバレを含む可能性があります。
Vivy -Fluorite Eye's Song-
きっかけ
AmazonPrimeVideoで一覧に出てきて、あらすじにはAIに関わる話と書いてあったので視聴を決定。
正直、SFは今難しい分野だと思っていて、PC普及直後の昭和ほど新しいものを想像する幅がないと思っている。よってその先に興味があった。
良かったところ
主人公が成長していく
主人公VIVYは売れない歌姫AIとして物語が始まります。心のこもった歌というのはAIには難しいというのも納得できる。ここから歌以外の活動を経て記憶を蓄積し、心を定義していくことが表現されている。つまりは成長、変わってきたなというのがよく伝わってきます。
パートナーAI面白い
位置付け的にはストーリーに深く関わるパートナーのマツモトが面白い。
計画のために真面目なキャラ設定であるはずですが、コメディ要因というかジョークや言葉遊びを交えてくるのが所々刺さります。
話の規模が壮大
未来の人類を救うという話の規模の大きさも良いですが、舞台も10年以上の間隔を空けて移り変わっていくので変化が大きいです。同一時代の様々な箇所ではなく、同一箇所の様々な時代を映していく進み方は話の大きさが感じられる表現でした。
加えて、話の進み具合や主人公の行動によってどう変わったかが逐一確認されており話が分かりやすくなっていました。
歌ものアニメ
主人公が歌姫なので所々歌を使った演出が入ります。オープニングも常に同じではなく、良く織り交ぜられていると感じました。
アクション
アクションシーンも見ごたえがありました。体の動きというよりは空中戦闘が多いのでカメラワークとしての迫力があったと言えると思います。
キメ作画
所々、塗りが違うキメ作画とも言える作画が差し込まれます。
賛否両論かもしれませんが、強く違和感を感じるほどではなく盛り上がると感じたので私には好みの手法でした。
終わり方
全13話見終えた時点での感想です。ここからまだ続くだろうというところですが、終わりでも良い絶妙な終わり方をしています。
俗にいう「俺たちの戦いはこれからだ」のような中途半端な終わりではなく、納得感のある終わりです。しかし、続きを期待させるような終わりだと感じました。
お勧めできる人
SFが好きな人、アクションが好きな人、感情移入が多い人。
SFとしての近未来表現もオススメできる点ですが、加えて登場人物が設定に大きく関わってくるところが魅力です。その世界に根付いた考えを楽しめる作品だと思います。
世界観・感情表現・作画・演出と様々な方面でクオリティを感じることが出来るので、多くの人が楽しめる作品だと思います。
ダンジョンメーカー
2発目のレビュー。前回から期間が開いてしまいましたね。継続は難しい。
ダンジョンメーカー
きっかけ
社会人3年目にして落ち着いて新しいゲームをプレイしたいと思い検索。
流行からは既に1年以上経過していたが、確実に面白いゲームを始めたいと思い選択。
私は家庭用ゲームと異なり、スマホ端末での有料ゲームには今まで抵抗があった。
良かったところ
ドット絵が可愛い!
まず見た目ですね。ドット絵が好き。
落ち着いている
ダンジョンの暗めな雰囲気、戦闘シーン以外の落ち着いた音、どう配置していくのか考えるシステム、それぞれにおいて落ち着いてまとまっています。
魔王やファンタジー等と聞いて私が思いつくのは王道な勇者を奮い立たせようとするファンタジー、つまりはどうにかしてユーザを楽しませようと色んな表情を見せてくれる人物設定をイメージします。しかし、そういった奮い立たせようとする要素は社会人である私には合わなくなりつつあるのかもしれません。
本作では落ち着いた雰囲気が、気兼ねなくプレイできるゲームにしてくれていたと思います。
導入がしやすい
いくつかのプレイモードがあります。
中でもストーリーモードがちゃんと用意されていて、やり込み要素の強い本作のいくつかのゲームルールを理解するまでしっかり引っ張られました。
面倒なチュートリアルで教えられるよりはプレイしている最中に自分で触って覚えたいタイプなので、いろいろ触りつつストーリーで休憩できてよかったです。
やり込み量と徐々に出来ることが増えていく楽しさ
ただ攻撃力がインフレしていくだけではなくて、少しずつプレイの幅が広がっていくのが楽しかったです。
作れる罠やイベントも増えるので、そのために頑張ろうというモチベーションも湧いてきます。
増えた機能の抑制
イベント等がランダムに選択される都合上、イベントが増えた結果引きたいイベントを引く確率が下がります。これを防止するために出現しないイベントを設定出来るのは機能としては良い機能なんだろうなと思いました。ただ、私はあまり使っていないのでうまく使えるといいですね。
お勧めできる人
時間がないけどやり込みゲームが好きな人。
学生時代は夢中でゲームをやったのに社会人になって新しいゲームに手を出せない人にお勧めです。
社会人になっても今まで遊んでたゲームはやり込みプレイできます。ただ新しいゲームはどれも長続きしない・クリア後やり込めないと思っていた私に再びやり込みをさせてくれたゲームです。
シユウの作曲・DTM講座
記念すべき1発目のレビューは、なんとYoutubeチャンネル!
シユウの作曲・DTM講座 チャンネル
視聴のきっかけ
DTM制作したいけどやり方わからないんだよなー良い講座ないかなーと検索して遭遇。
ブログ主、赤兎は過去にその他のチャンネルで音楽理論を少し学習した程度で、数曲作った程度の作曲経験。
良かったところ
資料が整っている!
資料作りが上手いともいう。
動画内で開設することが予め目次として用意されており、動画中でも見えるので今どのくらいまで学習が進んだかがわかる。集中力が低い僕にオススメ!
解説がとても丁寧!
各項目の説明に関してもたくさんの参考画像、参考譜面を載せてくれていて、説明が丁寧。特に基礎となるコード進行と比較してどこが違って、結果として聞き手がどんな印象になるのか等、違いについて詳しく掘り下げてくれる。
解説良いペース
落ち着いて聞き取りやすい話し方だと思う。
聞き取りやすいのは重要。
息抜きのバランスがちょうどいい
これは賛否両論だけど、たまに少しだけギャグが入る。長々と説明されると疲れちゃうからね。しつこくない程度であればたまに入ってると長時間視聴が苦じゃないね。
お勧めできる人
とりあえず作曲入門は一通り学習してみたけど、うまくいってない人。
逆に作曲入門したことない人にはお勧めできない。
本人が動画中で言っている通り、ちょっと進歩した気になれる程度のお手軽コンテンツなので注意。
はじめに
このブログは 赤兎@RedRabbit_tw が良いと思った作品の感想等を投稿するだけのブログです。